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こんにちは、やっちゃんです。
小学1年生の夏休み、初めての読書感想文に戸惑っていませんか?

1年生でいきなり感想文なんて無理じゃないですか…?
ひらがなを書くのもやっとなのに、どうやって書かせたらいいのか分かりません。

わかります〜。1年生の感想文は「子どもが書く」というより「親子で一緒に作る」もの。そう考えるだけで、ぐっと気がラクになりますよ。
今日は、初めての読書感想文を親子で乗り切るコツを、本選びから例文まで順番に紹介しますね。
1年生の読書感想文、ここが違う

まず知っておきたいのは、1年生の感想文は高学年とはまったく別物だということです。
- そもそも文章を書き慣れていない
- 原稿用紙の使い方も初めて
- 分量は原稿用紙1〜2枚程度でOK
- 親のサポートが前提でOK

「ちゃんとした感想文」を目指さなくて大丈夫。子どもの言葉を親が引き出して、形にするお手伝いをする。それが1年生の感想文です。
1年生の本選びは「興味がわく本」でOK

「感想文=物語の本」と思い込んでいませんか?
実は、1年生は物語にこだわらなくて大丈夫です。
絵本・図鑑・仕掛け絵本・写真絵本、なんでもOK
大事なのは「自分からページをめくりたくなるか」
短い・絵が多い・音読できる本だとさらに安心
乗り物が好きなら乗り物図鑑。
虫が好きなお子さんなら昆虫図鑑。
仕掛け絵本なら「めくったら何が出てきた?」が、そのまま感想になります。

図鑑で感想文?と思うかもしれませんが、「一番びっくりした生き物」を書くだけで立派な感想文になりますよ。
1年生におすすめの本
乗り物が好きな男の子にピッタリ。
好きなはたらくくるまを探しながら、その働きに関心を持って感想文が書けそうです。
主人公のキツネが、ともだちやさんをはじめるお話。
友達って何?と考えたくなる本です。
シリーズものなので、シリーズの他の本も読みたくなりますよ。
中川李枝子さんのロングセラー絵本。
絵も文もやさしさにあふれています。
写真を眺めるだけでも楽しく、「一番すごいと思ったページ」がそのまま感想文の材料になります。
エリックカールの仕掛け絵本。
めくる楽しさで最後まで飽きずに読めるので、本が苦手なお子さんの1冊目にもおすすめです。
「本を選んだ理由」は出会いをそのまま書けばOK

感想文の書き出しでいきなり止まってしまう…というときは、「本との出会い」を事実として書くのがコツです。
- 図書館の読み聞かせで出会った
- お母さんと本屋さんに行ったら、1年生におすすめの本の場所にあった
- ママが「これ面白そうだよ」と言った
たとえばこんな書き出しになります。
「ぼくがこの本をえらんだのは、としょかんのよみきかせで出あったからです。」
「ママと本やさんに行ったら、1年生におすすめのばしょにあったので、よんでみたくなりました。」

「なんでこの本にしたの?」と聞くより、「この本、どこで見つけたんだっけ?」と聞くほうが、1年生はスラスラ答えられますよ。
感想の引き出し方は「本のタイプ別」で変える

1年生に「どう思った?」と聞いても、「おもしろかった」または「わからない」で終わってしまいますよね。
そこで、本のタイプに合わせて質問を変えてみましょう。
① 物語・絵本なら「出てきた人物」から
まずは登場人物を並べるだけでOKです。
「この本に出てきたのは、クマの〇〇とキツネの〇〇と、ウサギの〇〇です。」
そのあとに、こう続けます。
「ぼくが、このお話の中で好きなのは、クマの〇〇です。どうしてかというと…」
人物を書き出す→好きな人物を選ぶ→理由を聞く、の順番なら、1年生でも自然に感想が出てきます。
② いろいろな「気持ちの言葉」で聞いてみる
「面白かったところは?」だけでなく、いろいろな感情の言葉で聞いてみるのがポイントです。
- 面白かったところは?
- 悲しかったところは?
- すごい!と思ったところは?
- 嫌だなと思ったところは?
- 意地悪だなと思ったところは?

質問の言葉を変えるだけで、子どもの答えがガラッと変わります。「悲しかったところ」を聞いたら、思いがけない答えが返ってくることもありますよ。
③ 絵の感想もりっぱな感想
1年生は絵から受け取るものがたくさんあります。
- 絵が面白い
- 絵がきれい
- 絵がかわいい
「どのページの絵がすき?」と聞いて、そのページを開きながら話すと、言葉がどんどん出てきます。
④ 仕掛け絵本なら「どの仕掛けがすごい?」
仕掛け絵本の場合は、仕掛けそのものが感想の材料です。
- どの仕掛けが一番すごかった?
- めくったとき、どんな気持ちになった?
- どうしてその仕掛けが面白い(きれい)と思った?
⑤ 図鑑なら「一番びっくりしたページ」
図鑑の場合は、こんな質問がおすすめです。
- 一番びっくりしたのはどのページ?
- 初めて知ったことは何?
- 本物を見てみたいと思ったのはどれ?

子どもの答えは、大きな付箋にメモしておきましょう。メモを並べてつなげると、そのまま感想文の材料になりますよ。
まとめの一文で「これから」につなげる

感想文の最後は、「これからどうしたいか」で締めると、ぐっとまとまりが良くなります。
- 「この本によくにた本を、また読んでみたいです。」
- 「おなじシリーズを、もっと読みたいです。」
- 「こんどは、ほんものの〇〇を見てみたいです。」

むずかしい「学んだこと」を書かせなくても大丈夫。「もっと読みたい」の一文があるだけで、読書が好きになった気持ちがちゃんと伝わります。
1年生の感想文の型と例文
ここまでの流れをつなげると、そのまま感想文の型になります。
- 本をえらんだ理由(本との出会いを事実として書く)
- 出てきた人物(またはびっくりしたページ)
- 心が動いたところとその理由
- まとめの一文(もっと読みたい・見てみたい)
この型に当てはめた例文がこちらです。
例文1
わたしがこの本をえらんだのは、ママと本やさんに行ったときに、1年生におすすめのばしょにあったからです。
この本に出てきたのは、クマの〇〇とキツネの〇〇とウサギの〇〇です。
わたしが一ばんすきなのは、クマの〇〇です。どうしてかというと、こまっているキツネの〇〇をたすけてあげたからです。わたしも、ともだちがこまっていたら、たすけてあげたいと思いました。
この本によくにた おともだちのことがかいてある本を、また読んでみたいです。
<例文2>
ぼくは、としょかんのよみきかせで この本をしょうかいしていて、とてもおもしろかったので この本を かりてきました。
この本は いろいろなむしがでてくる ずかんです。ぼくのしらないむしが 100よりたくさんあるのに びっくりしました。
ぼくが一ばんすきなのは、おおくわがたです。どうしてかというと、つのがとてもかっこいいからです。アフリカに、いろいろなくわがたがいるそうです。ぼくは、いつかアフリカにいって いろいろなくわがたに あってみたいです。
としょかんには むしのずかんが ほかにもあったので、また読んでみたいです。

この例文で原稿用紙1枚弱です。1年生なら、これで十分立派な感想文ですよ。
感想文をサポートするアイテム
「それでもまだ不安…」というときは、サポートアイテムに頼るのもひとつの方法です。
読書感想文の書き方ドリル(低学年向け)
質問に答えていくだけで感想文の材料が整理できるドリルです。
1・2年生向けのものを選ぶと、ひらがな中心で子ども自身が取り組めます。
下書き用の原稿用紙
1年生は書き間違いがとても多いので、下書き用の原稿用紙を多めに用意しておくと安心です。
マス目の大きいタイプ(8×10や10×10など)を選ぶと、1年生でも書きやすくなります。

道具に頼るのは手抜きじゃありません。親子で消耗しないための工夫だと思ってくださいね。
1年生の夏休みの宿題、読書感想文と並ぶもうひとつの山が自由研究です。
1年生の女の子なら、かわいい工作系が取り組みやすくて仕上がりも満足度が高いですよ。

男の子をお持ちの方は、こちらを読んでみてください。恐竜やペットボトル工作など、男の子が夢中になるテーマを集めています。

まとめ
- 本は絵本・図鑑・仕掛け絵本、興味がわくものでOK
- 書き出しは「本との出会い」を事実として書く
- 感想は本のタイプ別の質問で引き出す
- 最後は「もっと読みたい」の一文で締める

初めての感想文は、親子で一緒に作れば大丈夫。完璧じゃなくていいので、一緒に乗り切りましょう。
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