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ひとり親だと、子どもの進学ってやっぱり厳しいのかな…。高校や大学のお金、どうしたらいいんだろう。

その不安、すごくよく分かります。でも調べてみると、小学校から大学まで、年代ごとに使える支援がちゃんとあるんですよ。
こんな不安はありませんか?
・高校の学費が払えるか心配
・大学や専門学校は無理かもしれない
・制度が多すぎて、何を使えばいいか分からない
この記事では、ひとり親家庭が使える教育資金の支援制度を、子どもの年代別にまとめました。
2026年度の最新情報で解説しています。
やっちゃんの場合|就学援助を使ってみて分かったこと

わが家は、子どもが小学校に入学したときから就学援助を受けています。
制度を知ったのは、小学校の入学式の日でした。学校の事務の方から、保護者全員に向けて詳しい説明があったんです。
実際に助かったのは、こんな費用です。
・給食費(私の住む町では、今はすべての家庭で無料になりましたが、以前はとても助かりました)
・遠足や宿泊学習などの費用
・学用品の代金
さらに、私の地区では小学4年生からスキー学習があり、スキー用品を買うお金も1回だけ出してもらえると、ママ友から聞きました。
こうした対象は、地域によって違うようです。

申請って大変じゃなかったですか?

それが、とても簡単でした!学校から配られた書類に、必要なことを書いて出すだけでしたよ。
正直に言うと、一番不安だったのは「援助を受けていることが、ほかのママ友に知られるんじゃないか」ということでした。
もらうこと自体は恥ずかしいことではありません。
それでも、子どもが友達の中で肩身の狭い思いをしないか、心配だったんです。
でも、それは取り越し苦労でした。
わが家の学校では、お金は学期末に学校の事務室へ受け取りに行くだけ。
誰にも知られることなく受け取れました。
(受け取り方法は学校や自治体によって違い、口座振込のところもあります)

「知られたらどうしよう」と思って申請をためらっている方にこそ、知ってほしいです。気にしすぎなくて大丈夫ですよ。
教育資金の支援は、子どもの年代ごとにある

教育費の支援制度は、子どもの年代によって使えるものが変わります。
まずは、お子さんの年齢のところをチェックしてみてください。
| 子どもの年代 | 使える制度 | 種類 | 相談先 |
|---|---|---|---|
| 小・中学生 | 就学援助 | 給付 | 学校・市区町村の教育委員会 |
| 高校生 | 高等学校等就学支援金(授業料) | 給付 | 高校 |
| 高校生 | 高校生等奨学給付金(授業料以外) | 給付 | 高校・都道府県 |
| 大学・専門学校 | 高等教育の修学支援新制度 | 給付+減免 | 高校・進学先・日本学生支援機構 |
| どの年代でも | 母子父子寡婦福祉資金 | 貸付(無利子) | 市区町村のひとり親担当 |

「どの年代でも」の母子父子寡婦福祉資金は貸付(返す必要があるお金)です。まずは返済不要の制度から確認するのがおすすめです。
① 就学援助|小・中学生

就学援助は、経済的に困っている家庭の小・中学生に、学校でかかる費用を市区町村が補助する制度です。
<主な対象の費用>
・学用品費・通学用品費
・給食費
・修学旅行費・遠足や宿泊学習などの費用
・新入学のための学用品費(入学準備のお金)
対象になる費用や金額、収入の基準は、市区町村によって違います。
入学前に入学準備のお金を支給してくれる自治体もあります。
<申請先>
学校、または市区町村の教育委員会です。年度の初めに学校からお知らせが配られることが多いので、見逃さないようにしましょう。年度の途中から申請できる自治体もあります。

学校から配られるお知らせは要チェック!分からなければ、学校の事務室に聞いてみてくださいね。
② 高等学校等就学支援金|高校の授業料

高校の授業料を国が支援する制度で、「高校無償化」と呼ばれているものです。
<2026年度のポイント>
・2026年4月から所得制限が撤廃され、世帯の年収にかかわらず対象に
・支給上限は、公立高校(全日制)が年11万8,800円、私立高校(全日制)が年45万7,200円
・支援金は学校が受け取って授業料に充てるので、家庭が受け取るお金ではない
・申請しないともらえない

所得制限がなくなっても、申請は必要です。申請忘れだけは本当に注意してくださいね。
授業料以外の費用(制服・教科書・修学旅行・通学費など)は、この支援金の対象外です。そこを助けてくれるのが、次の「奨学給付金」です。
③ 高校生等奨学給付金|授業料以外の費用

高校の授業料以外にかかる教育費を支援する、返済不要の給付金です。
<ポイント>
・教科書代・修学旅行費・学用品費などに使える
・2026年度から、年収約490万円未満の世帯まで対象が広がった
・申請は都道府県ごと。申請の時期や方法も都道府県によって違う
多くの都道府県では、毎年7月ごろに学校を通じて申請します。
支給は秋から年度末のことが多いです。

授業料以外も助けてもらえるんです。高校生のお子さんがいる方は、お住まいの都道府県のページを確認してみてください。
④ 高等教育の修学支援新制度|大学・専門学校

大学・短大・高専(4・5年)・専門学校に進学する人向けの制度で、2つの支援がセットになっています。
・授業料・入学金の減免(免除または減額)
・返済不要の給付型奨学金(日本学生支援機構)
<ポイント>
・住民税非課税世帯から中間所得の世帯まで、収入に応じて支援区分がある
・子どもが3人以上いる多子世帯は、所得制限なしで授業料・入学金が減免される
・高校3年生のうちに、学校を通じて「予約採用」の申込みができる
・家計の基準に加えて、学業の基準もある

予約採用は高校3年生の春ごろから始まります。高校の先生に早めに相談してくださいね。
⑤ 母子父子寡婦福祉資金|給付で足りないときの無利子貸付

ひとり親家庭向けの、都道府県などによる貸付制度です。教育費に使える資金には、次のようなものがあります。
・修学資金:高校・大学・専門学校などの授業料、書籍代、通学費など
・就学支度資金:入学金、制服などの購入費、アパートの敷金など
<ポイント>
・子どもの進学に関する修学資金・就学支度資金は無利子
・返済は卒業後に始まり、長い期間をかけて返せる
・窓口は、お住まいの市区町村のひとり親担当(福祉事務所など)
・進学前に申し込める「予約貸付」を行っている自治体もある
<注意点>
・修学資金などは、子どもも連帯借主になり、一緒に返済の義務を負う
・修学支援新制度の減免や給付型奨学金を受ける場合、その分を差し引いた額が貸付の上限になる

返済が必要なお金なので、給付で足りないときの「最後の味方」として考えておくと安心です。借りる前に、お子さんともよく話し合ってくださいね。
申請で損しないための注意点

・ほとんどが「申請しないともらえない」制度
知らないまま期限が過ぎてしまうのが一番もったいないです。
・条件や金額は、自治体や年度によって変わる
この記事は2026年度の情報です。必ずお住まいの自治体や学校で最新情報を確認してください。
・分からないときは、まず学校か役所に聞く
小・中学生は学校の事務室、高校生は高校、大学進学は高校の先生、貸付は市区町村のひとり親担当が相談先です。
教育費の準備で、もうひとつ大切なのが養育費です。取り決めた養育費が払われないと、子どもの進学の計画も立てにくくなります。
養育費の未払いが心配な方は、保証サービスという選択肢もあります。
教育費の計画を守るために、養育費の未払いに備えませんか?
子どもの進学に向けて準備をしていても、養育費が止まってしまうと計画が崩れてしまいます。養育費保証サービスなら、もしもの未払いにも備えられます。
- ✔ 養育費が払われないときも、保証会社が立て替えてくれる
- ✔ 元パートナーへの催促を自分でしなくてすむ
- ✔ 毎月の入金が安定し、教育費の見通しが立てやすくなる
まとめ|知っているだけで、選べる道が増える
ひとり親家庭が使える教育資金の支援制度をおさらいします。
・小・中学生 → ① 就学援助
・高校生 → ② 高等学校等就学支援金(授業料)、③ 高校生等奨学給付金(授業料以外)
・大学・専門学校 → ④ 高等教育の修学支援新制度
・どの年代でも → ⑤ 母子父子寡婦福祉資金(無利子の貸付)
「お金がないから進学はあきらめて」
そう子どもに言わなくてすむように、使える制度は早めに確認しておきましょう。

知っているだけで、子どもの選べる道が増えます。私も就学援助に本当に助けられました。ひとりで抱え込まずに、制度を頼ってくださいね。
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